心理学ミュージアム

サイト全体をさがす

  • 特集企画参考スライド犯罪とたたかう心理学捜査心理学とは捜査心理学とは、心理学でわかっている知識を使って、事件がおきてから裁判が開かれるまでに行われる犯罪捜査を支援する、もしくは支援する方法について考える学問Q.犯罪心理学と何がちがうの?A. 捜査心理学は犯罪心理学のなかのひとつです矯正:刑務所や少年院に入っている人の立ち直りのために教育・指導をおこなうこと犯罪心理学のトピック犯罪の原因犯罪不安防犯被害者への対応捜査裁判立ち直り矯正③逮捕状の請求・発布②捜査④逮捕①事件・事故の発生警察検察裁判所⑥不起訴⑤送致⑥起訴⑦裁判(公判)犯罪捜査犯罪の発生から裁判までの流れ※事件によって流れがちがうこともあります※スライド最後に補足説明があります犯罪が発生(①)してから裁判(⑦)が開かれるまでには、さまざまなプロセスがあります警察官(捜査員)が、さまざまな捜査をおこないますたとえば、聞きこみ/防犯カメラの捜査目撃者や被害者から話しをきくこと(目撃者聴取・被害者聴取)鑑識活動(指紋や血痕の採取など)専門的な検査や分析(鑑定)は、科学捜査研究所などに頼んで任せる(嘱託する)こともあります科学捜査研究所は、全国の都道府県警察本部にあり、専門職員が鑑定や分析をおこなっていますDNA型/薬物/速度/筆跡鑑定・ポリグラフ検査・プロファイリングなど犯罪捜査では、最近では、警察官以外がおこなうこともあります捜査のいろいろな段階で心理学が使われています関係者から話しを聞く段階事件がおきたら、まず事件の関係者から話しを聞くことからはじまります事件の目撃者や被害者がどのようにその事件を記憶し、それらの人に対しどのような面接をすれば信頼性の高い内容の話を聞きとることができるかについて「目撃証言」や「司法面接」の知見が活かされています以下のスライドで詳しく紹介されています•取扱注意の目撃証言-目撃証言の功罪•捜査における面接-目撃者や被害児童への面接とその訓練-探容疑者をし出す段階事件では、現場にのこされた情報や証拠を手かがりにして、犯人を探さなければなりません心理学の知見を基盤として、犯人の特徴や行動を推定する「犯罪者プロファイリング」の知見が活かされています。また、「テキストマイニング」の知見を使った捜査手法についても研究がおこなわれています以下のスライドで詳しく紹介されています•犯人は誰?-犯罪者プロファイリング、そしてテキストマイニングの応用-捜査のいろいろな段階で心理学が使われています容疑者をしらべる段階捜査線上にあがった容疑者は本当に事件に関わっているのか?しっかりと確認しなければなりません犯罪捜査では、容疑者が事件のくわしい内容を知っているかどうかを科学的にしらべる方法として、「ポリグラフ検査」も活用されています以下のスライドで詳しく紹介されています•犯人は事件を知っているーウソのないポリグラフ検査ー【注意】ポリグラフ検査は取調べではありません捜査のいろいろな段階で心理学が使われていますまとめ捜査心理学は、心理学でわかっている知識を使って犯罪捜査を支援する学問です犯罪捜査の中のいろいろな場面で心理学の知見が使われています各トピックは、特集企画「犯罪とたたかう心理学」で詳しく紹介されています補足説明警察/警察官犯罪がおきた時に、はじめに捜査をおこなって、被疑者(容疑者)を逮捕したり、証拠を集めたり、取調べ等をおこないます.送検関係書類や証拠物などと一緒に警察が事件を検察に送ること.検察/検察官送検された事件に対して捜査し、必要に応じて、裁判所に審判(裁判を開くこと)を求めます.起訴・不起訴裁判所に審判を求めること、あるいは審判を求めないこと.起訴された被疑者を被告人とよびます.裁判所/裁判官証拠にもとづいて起訴された事件において、被告人が有罪かどうか判断して、どういう刑罰を科するかを決めます.※裁判員裁判では一般の人が裁判員として裁判官と話し合います.
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 本特集の作品

    • 取扱注意の目撃証言 目撃証言の功罪
    • 捜査における面接法:目撃者や被害児童への面接とその訓練
    • 犯人は誰だ? 犯罪者プロファイリング、そしてテキストマイニングの応用
    • 犯人は事件を知っている ウソのないポリグラフ検査
112

資料名:20200826_investigative.pdf(879.8KB)

関連資料のダウンロードダウンロード

拡大表示