心理学ミュージアム

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【新潟大学人文学部心理学研究室および旭町学術資料展示館】

2015年10月23日~25日まで、新潟大学人文学部の鈴木光太郎教授の立ち会いのもと、現地調査を行い、78点の機器類を登録しました。この研究室は、旧制新潟高等学校から引き継がれており、旧制高等学校時代、黒田亮先生の赴任により心理学の研究が開始された。78点のうち登録番号NG00001~NG00012の12点は、現在、人文学部心理学教室にではなく、旭町キャンパスにある「旭町学術資料展示館」に収蔵・展示されています。この展示館自体が、1929年に建設され2005年に国の登録文化財に認定された歴史的建造物です。建物の全景および古典的心理学機器が展示されているケースの写真を、同館のご厚意により撮影・掲載させて頂きました。また、同館のNG00001~NG00012の画像の一部は、今回の調査ではなく、以前に金沢大学総合メディア基盤センター高田良宏教授を研究代表者とする科学研究費「非文献資料リポジトリによる機関横断的学術資源群形成に関する研究」(課題番号24300310)において撮影された画像を利用させて頂きました。この場を借りて、お礼申し上げます。NG00013以降の機器類は新潟大学五十嵐キャンパスにある人文学部棟の廊下を中心に、心理学研究室に保管・展示されています。保管されている廊下の木製ケースを撮影させて頂きました。心理学研究室には、機器類以外に、旧制新潟高等学校時代、黒田亮が教育や学会発表時に用いたものと思われる多数の掛図が保存されています。この機会にすべての掛け図を撮影し、閲覧できるようにさせて頂きました。

■機器の一部が保存・展示されている新潟大学旭町学術資料展示館


■五十嵐キャンパスの心理学研究室の廊下に保管・展示されている機器


■旧制新潟高等学校時代に黒田亮が使用した掛図