• 言葉の音と音の印象 ブーバ/キキ効果
  • ~やってみよう!~
  • どちらが「マルマ」で、どちらが「タケテ」でしょうか
  • ~結果~
  • ほとんどの人が同じように答える結果がでています
  • なんで?
  • [タケテ]TやKなどの鋭い破裂音を連想 [マルマ]発音する時の口は大きな空洞
  • [タケテ]スネアドラム(小太鼓)やクリスタルガラスを叩いたときのように、鋭い音に結びつく
[マルマ]丸く大きな物、音がよく響きそうな空洞を持った物、叩くと大きな音が出そうな太鼓に結びつく
  • [タケテ]角張った図形 [マルマ]丸みを帯びた図形
  • ~つまり~単語の音はでたらめではなく意味と結びついているのです
  • [ブーバ/キキ効果]この現象は、ドイツのゲシュタルト心理学者ケーラーによって1929年に紹介されました。最近では、アメリカの脳科学者ラマチャンドランによって再び確認され、ブーバ/キキ効果と名付けられました。
  • このように、ドイツ語でも、英語でも、そしてみなさんのように日本語でも、言語に関わらずブーバ/キキ効果は見られます。
  • 音と形の脳内配線が一部重なっているからという説もあります
  • ある音を聞く
  • ある形が浮かぶ
  • ~まとめ~マルマ/タケテ(ブーバ/キキ)という言葉に対し、前者は丸い図形、後者は角張った図形を思い浮かべやすいです(ブーバ/キキ効果)。言葉は辞書の意味だけでなく、音自体にも、意味を持っているため、音象徴という現象によって、私たちは音から形をイメージすることができるのです。
ブーバ/キキ効果は、脳内で形を処理する配線と音を処理する配線が一部重なっているから起こるのではないかとも言われています。
  • ~ちなみに~単語の持つ音、その単語が与える印象 単語の持つ音が商品や企業のブランドイメージを作るのに利用されることがああります。商品や企業の名前を考えることを仕事にしている人々は言葉の辞書での意味だけでなく、音の持つ意味も考慮してブランドイメージを作っています。
  • [参考文献]Köhler, W. (1929). Gestalt Psychology.New York: Liveright.Köhler, W. (1947). Gestalt Psychology, 2nd Ed. New York: Liveright.Ramachandran, V.S. & Hubbard, E. M. (2001).Synaesthesia: A window into perception,thought and language.Journal of Consciousness Studies, 8, 3–34.
  • [お薦め図書]Pinker,S. (1994). The language instinct : The new science of language and mind.London : Penguin Books Ltd (椋田直子(訳),言語を生み出す本能(上)(下)(NHKブックス).日本放送協会)Ramachandran, V. S. (2003).The emerging mind : The BBC Reith lectures 2003. Profile Boks Limited (山下篤子(訳), 脳のなかの幽霊、ふたたび(角川文庫). 角川書店)
  • [製作者]重森雅嘉・2013年度心理学ゼミ*(静岡英和学院大学短期大学部現代コミュニケーション学科)*池田叶美・石川和佳奈・佐野南・塩川亜紀奈・杉本美月・橋本恵実・早川瑠海・望月美奈・柚木寿美・横山友紀(五十音順)