• よい人間関係を築く
  • ソーシャルスキルとは?
  • 考えてみましょう 友だちが遊んでいる時
  • 「入れて」と言えない→いつも一人です
  • Aちゃんはどうしたら友だちと一緒に遊ぶことができるでしょうか
  • Aちゃんをどのように理解したら良いのでしょう
  • 性格が内気なのでは?
  • 確かにこれは一つの見方です
  • でも性格ってどうやって変えるの??
  • 「性格が内気」という理解は一つの見方ですが性格を改善するのは簡単ではありません・・・。
  • 他の理解の仕方はないでしょうか?? 性格が内気 性格は中々変わらない
  • [別の見方] 「入れて」の言い方が身についてない
  • それならば言い方を習得すればよい
  • 「性格」ではなく「能力・技術」の問題と捉えると「能力・技術」を修得するという方法が出てきます
  • 性格は変えずらくても「技術・能力」は伸ばせます 先生と一緒に「入れて」って言う練習をしようよ
  • 「入れて」を言う練習→「入れて」が言えるように!
  • もちろん「性格」も重要ですが「技術・能力」をのばすことで変わる部分も多くあります
  • 人づきあいには「技術・能力」が大切です 『相手の意見をしっかり聴く』『「ありがとう」としっかり言う』『ノートを見せてくれるよう頼む』『自分の気持を言葉で伝える』こうした人と上手くかかわるための技術を「ソーシャルスキル」と呼びます
  • ソーシャルスキルをのばすには?
  • ではソーシャルスキルをのばすには?? 大きく3つのステップがあります 「適切な行動の知識を持つ」「実際にやってみる」「行動のフィードバック」
  • 人は他人の行動を観察することで学習ができます バンデューラたちによる、1961年の研究の概要 3~6歳の幼児72名を大きく2つのグループに分ける
  • 実際はもう少し多くのグループに分けるのですがここでは省略します
  • まず、それぞれの子どもが大人とペアで遊びます その時、グループによって遊び方を変えます
  • [グループA]普通に一緒に遊ぶ
  • [グループB]大きなビニール人形
  • [グループB]大人が子供の前で人形を攻撃してみせる
  • 次に子どもは大人と別れ、別室で一人で遊びます そこにも同じ人形があり、子どもはどうしたかというと・・・
  • 次に子どもは大人と別れ、別室で一人で遊びます そこにも同じ人形があり、子どもはどうしたかというと・・・
  • 大人の暴力を見ていたグループBの子どもはグループAの子よりも多く人形を攻撃しました
  • つまり観察によって行動が学習されたのです
  • 暴力という行動を学習
  • このような現象を「モデリング」と呼びます
  • もちろん暴力は望ましくない行動ですが望ましい行動を「モデリング」することもできます
  • ソーシャルスキルの話に戻りましょう 「適切な行動の知識を持つ」
  • [ステップ1]適切な行動の知識を持つ
  • モデリング
  • 上手な人の行動を「モデリング」することでどう行動すればいいかを学ぶことができます
  • 「実際にやってみる」
  • [ステップ2]実際にやってみる チャレンジできそうなタイミングで実際に行動を実行してみることが大事です
  • 「行動のフィードバック」
  • フィードバックとは?
  • 行動
  • 「嬉しいありがとう」「汚れたお皿は重ねないでね」これらがフィードバック
  • 『行動が定着』『行動を修正』
  • 行動に対して生じる、行動を増減させたり変化させるような、様々な情報のことです ※ただし心理学の別の分野では違った意味で使うこともあります
  • [ステップ3]行動のフィードバック
  • 自信
  • 自分の行動に対してフィードバックをすることで新しいスキルを定着させることができます
  • ソーシャルスキルをのばすプログラムもあります[ソーシャルスキルトレーニング]「実際にみんなでソーシャルスキルの訓練を行う」「お互いに見本になったり練習相手になる」一部の学校や施設などで実施していることがあります
  • まとめ 人と上手くかかわるための技術を「ソーシャルスキル」と呼びます
  • 性格は変えにくいですが、スキルは伸ばすことができます 適切な行動の知識を持つ→実際にやってみる→行動のフィードバック
  • 日頃の生活の中でスキルをのばすことに挑戦してみてくださいね
  • 参考文献 相川充 (2009). 新版 人づきあいの技術:ソーシャルスキルの心理学 サイエンス社 Nelson-Jones, R. (1986). Human Relationship Skills: Training and Self-Help. London: Holt, Rinehart and Winston. 渡辺弥生 (1996). ソーシャル・スキル・トレーニング 日本文化科学社
  • お薦め図書 相川充・猪刈恵美子 (2011). イラスト版子どものソーシャルスキル:友だち関係に勇気と自信がつく42のメソッド 合同出版
「日常場面で使えるソーシャルスキルについて具体的に紹介してあります」 相川充 (2009). 新版 人づきあいの技術:ソーシャルスキルの心理学 サイエンス社「専門的で少し難しい部分もあるかもしれませんがソーシャルスキルを学問的に解説した概説書です」
  • 製作者 永井智(立正大学)